ライラの冒険シリーズその2。
この巻からは、ライラの住んでいた世界だけでなく、わたしたちの住んでいるこの世界も物語に関わってきます。
で、この世界の住人であるもう一人の主人公・ウィルがまたイマドキのとんがった子どもさんで……。
この話のおもしろいところは、出てくる登場人物がみんな、いいところも悪いところもある人たちってところかしら。普通の人間ってみんなそうよね、と思う。
世界観も壮大だし、「神」への挑戦というテーマも共感が持てる。そして、なんとなくこれを読んでいて、「十二国記」シリーズ(小野不由美・講談社文庫)を読んでいるときのような気分になった。アレを好きな人ならこれも好きだと思います。

ISBN:4102024131 文庫 大久保 寛 新潮社 2004/01 ¥580

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