キッチン・ストーリー
2004年6月30日 映画鑑賞記録(04.03〜)
スウェーデンの家庭調査員が、ノルウェーの独居男性の台所における生活導線を調査するために、偏屈な老人の家に数週間居座ります。調査員は調査対象と会話をしてはいけないことになっているのですが、自分も中年独身男である調査員は、次第に老人と心を通わせるようになり……。
というお話です。主要な登場人物はこの調査員と老人、老人の友達(この人も中年独身男性)と調査員の上司、という少なさで、しかも調査の始まった当初はまったく台詞がないし、最後のクライマックスもほとんど台詞なしで進み、役者の演技で見せる作りと、それに見合う演技力がすばらしい映画だと思います。
雪の積もったクリスマス前のノルウェーは背景としてもシンプルで美しく、構図も絵的に凝っていて、激しい起伏のない話ながら飽きさせません。(……告白しますと、途中でちょーっと眠くなったりしました/汗)。
くたびれた冴えないおじさんたち(とくにノルウェーの人たちはスウェーデンに比べると相対的に裕福でない)の交流はほのぼのしていて微笑ましいです。いや、途中でちょっと冗談にならない嫉妬も交じったりするのですが。
ちょっと悲しい結末ではあるのですが、いい気分になれること請け合いの映画です。
というお話です。主要な登場人物はこの調査員と老人、老人の友達(この人も中年独身男性)と調査員の上司、という少なさで、しかも調査の始まった当初はまったく台詞がないし、最後のクライマックスもほとんど台詞なしで進み、役者の演技で見せる作りと、それに見合う演技力がすばらしい映画だと思います。
雪の積もったクリスマス前のノルウェーは背景としてもシンプルで美しく、構図も絵的に凝っていて、激しい起伏のない話ながら飽きさせません。(……告白しますと、途中でちょーっと眠くなったりしました/汗)。
くたびれた冴えないおじさんたち(とくにノルウェーの人たちはスウェーデンに比べると相対的に裕福でない)の交流はほのぼのしていて微笑ましいです。いや、途中でちょっと冗談にならない嫉妬も交じったりするのですが。
ちょっと悲しい結末ではあるのですが、いい気分になれること請け合いの映画です。
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