25時
2004年6月21日 読書記録(04.02〜)
ISBN:4102225218 文庫 田口 俊樹 新潮社 2001/08 ¥660
麻薬の不法所持で7年の刑期を宣告され、翌日収監される主人公とその友人たちの25時間。
白人でハンサムな主人公は、刑務所に入れば女の代用品にされることは目に見えている。大人しく収監されるか、逃亡するか、自殺するか。3つの選択肢のうち、彼はどれを選ぶのか。
という話。25時間を様々な人の視点からじっくりと書き込んだ秀作。どの登場人物にもそれぞれ人生があり、感じ方があり、ずるいところときれいなところを併せ持っていてしみじみします。
これは、映画トロイの脚本家の処女作。映画にもなってます。
こちらの映画の方は見ていないのですが、トロイもこの小説のように一人一人をじっくりと書き込んでたら……秀作にはなったでしょうがハリウッド大作にはならなかったろうな。
人には向き不向きってものがあるのだ、としみじみ感じた次第。
麻薬の不法所持で7年の刑期を宣告され、翌日収監される主人公とその友人たちの25時間。
白人でハンサムな主人公は、刑務所に入れば女の代用品にされることは目に見えている。大人しく収監されるか、逃亡するか、自殺するか。3つの選択肢のうち、彼はどれを選ぶのか。
という話。25時間を様々な人の視点からじっくりと書き込んだ秀作。どの登場人物にもそれぞれ人生があり、感じ方があり、ずるいところときれいなところを併せ持っていてしみじみします。
これは、映画トロイの脚本家の処女作。映画にもなってます。
こちらの映画の方は見ていないのですが、トロイもこの小説のように一人一人をじっくりと書き込んでたら……秀作にはなったでしょうがハリウッド大作にはならなかったろうな。
人には向き不向きってものがあるのだ、としみじみ感じた次第。
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