「子どもの社会力」「運命は剣を差し出す(1)」「迷宮遡行」
2004年2月3日月日がたつのは早いなぁ。あっという間に2週間も経ってしまっていた……。
その間に読了したのは以下の3冊。
■(読了)「子どもの社会力」門脇厚司、岩波新書、1999
子どもが社会力=「社会をよくしようと積極的に関わっていこう」とする力を、どの段階でどのように得ていくのか。大人はそれをどのように支えればいいのかについて。
よく家で仕事の邪魔をしに来る甥・姪を、もっと構ってやらなきゃな、と思いました。
■(読了)「運命は剣を差し出す(1)」駒崎優、中公C☆NOVELS、2004
中世ヨーロッパっぽい世界で、成り行きで部隊とはぐれた賞金首の傭兵隊長と、八つ当たりで金持ちの商人から追われる身となって傭兵隊長を雇った医師のお話。剣はあるけど魔法も竜もお姫様もない。よってファンタジーとは言い難い、架空歴史もの?
長い話を3つに分けた第1巻ということで、まだ導入部分なんですが、さくさく読めるわりにちょっと掴みが弱いかな〜、という気がしなくもない。第2巻を書き込みたかったゆえに3分冊になったとあとがきに書いてあったので、次巻に期待。
■(読了)「迷宮遡行」貫井徳郎、新潮文庫、
妻に逃げられた情けない主人公が、行方を追ううちにヤクザの抗争に巻き込まれる。
「慟哭」が面白かったものの、「転生」(2003.2.16分参照)でアレアレ〜と思ったまま読んでいなかった貫井徳郎。勤め先の同僚が嵌ってほとんど読破したと言っていたので、「『転生』って読んだけどイマイチだった」と正直に告白したら「あれは薦めない」と言われてこれを薦められた。
面白かった。
なにせ、本当に主人公が情けなくって、たいしたことは何もしない。それほどがんばっているようにも見えない。失業中なので常に金欠。ただただ愛妻いとしさにあてを辿っているうちに事態は大変なほうへと転がっていってしまうことに。その、主人公の「フツウの人感」がいいです。
その間に読了したのは以下の3冊。
■(読了)「子どもの社会力」門脇厚司、岩波新書、1999
子どもが社会力=「社会をよくしようと積極的に関わっていこう」とする力を、どの段階でどのように得ていくのか。大人はそれをどのように支えればいいのかについて。
よく家で仕事の邪魔をしに来る甥・姪を、もっと構ってやらなきゃな、と思いました。
■(読了)「運命は剣を差し出す(1)」駒崎優、中公C☆NOVELS、2004
中世ヨーロッパっぽい世界で、成り行きで部隊とはぐれた賞金首の傭兵隊長と、八つ当たりで金持ちの商人から追われる身となって傭兵隊長を雇った医師のお話。剣はあるけど魔法も竜もお姫様もない。よってファンタジーとは言い難い、架空歴史もの?
長い話を3つに分けた第1巻ということで、まだ導入部分なんですが、さくさく読めるわりにちょっと掴みが弱いかな〜、という気がしなくもない。第2巻を書き込みたかったゆえに3分冊になったとあとがきに書いてあったので、次巻に期待。
■(読了)「迷宮遡行」貫井徳郎、新潮文庫、
妻に逃げられた情けない主人公が、行方を追ううちにヤクザの抗争に巻き込まれる。
「慟哭」が面白かったものの、「転生」(2003.2.16分参照)でアレアレ〜と思ったまま読んでいなかった貫井徳郎。勤め先の同僚が嵌ってほとんど読破したと言っていたので、「『転生』って読んだけどイマイチだった」と正直に告白したら「あれは薦めない」と言われてこれを薦められた。
面白かった。
なにせ、本当に主人公が情けなくって、たいしたことは何もしない。それほどがんばっているようにも見えない。失業中なので常に金欠。ただただ愛妻いとしさにあてを辿っているうちに事態は大変なほうへと転がっていってしまうことに。その、主人公の「フツウの人感」がいいです。
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