■(読了)「極楽オーストラリアの暮らし方」柳沢由紀夫、山と渓谷社、2001
オーストラリアへ家族5人で移住した著者が、オーストラリアの風俗と、そこで日本人が暮らすための情報を紹介。
諸般の都合、というか端的に言ってオーストラリア人の俳優さんにハマったために、オーストラリアについて知りたくて買った本。そこで暮らす日本人のナマのオーストラリア感がわかって読みやすく、面白かった。
でも、読みやすい=文章量が少ない、のにこの値段は……。まあ需要が多そうに思えない本だから、しかたないのかしら。

□(映画)「ムーラン・ルージュ」(2001米・豪)監督・バズ・ラーマン
ニコール・キッドマンとユアン・マクレガー主演で話題になったミュージカル映画。基本は「椿姫」だが、豪華絢爛というかコテコテな歌と踊りと衣装と美術で、19世紀末のパリを舞台に70〜80年代のPOPs&Locksやらなにやらをてんこ盛りにした楽しい映画。
元ネタを知っていれば異常に楽しめるだろうと想像しつつ、芸能オンチなわたしにはよくわからないネタもありましたが、ああいうクドいコテコテさは好きなので、おもしろかったです。
ニコール・キッドマンがとってもきれい〜。

□(映画)「調教師」(1994英・蘭・ベルギー)監督ドミニク・デルーデル
チンピラの青年が、強盗に失敗して、ホテルのスイートに暮らす車いすの老人の部屋へ逃げ込む。匿ってもらう代わりに、青年は老人の求めるままに娼婦と寝るのだが、老人の要求は次第にエスカレートし……。
レンタルビデオ屋で「エロチックサスペンス」の棚に分類されていた。タイトルをみて普通の調教ものかと(一般の棚にありましたからいわゆる成人男性向けではないですけど)思ってケースの説明を読んでビックリ。
青年が調教されるんかい?!
めちゃくちゃ期待して(……)借りたんですが、はっきり言ってこのタイトルは嘘八百。若さと美しさしか持っていない青年と、金しか持っていない老人(というか壮年)が、互いに相手に寄生しようと精神的駆け引きをする話。朝チュンな青年レ●プシーンはいらないから、この老人と青年の駆け引きをもっとゲイテイスト溢れる緊迫したものにすれば萌えたのに。(それは制作者側の意図ではないでしょう/笑)
青年が、完璧に美しいのに呆れるほどおバカで自分勝手で傲慢。いっそ小気味いい。美青年の裸体を鑑賞する目的だけならお薦め。

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