「IX(ノウェム)」

2003年3月18日
■(読了)「IX(ノウェム)」古橋秀之、電撃文庫、2003
武侠小説。つまりは中華チャンバラ。たぶん中国っぽい世界を舞台に、いかにも西遊記や水滸伝に出てきそうなキョーレツなキャラクターが、リズミカルな日本語にのって見得を切りつつチャンチャンばらばら闘います。
あー、こういうの、好きだわ。早く続きを読ませてください。
それにしても、表紙絵がいかにもアニメ〜って絵なのは仕方ないとして、なにゆえ、本文にはカタカナが(擬音語以外)ひと言も出てこないのに、タイトルだけはローマ数字にカタカナ読みを振っているのだろう。営業戦略? サブタイトルとか冠に、いかにも〜な漢字のタイトルをつけるとかってのはダメなのかな。
それとも、遠い将来SFになっちゃうという複線なのかな。

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