■(読了)「『郊外』と現代社会」若林幹夫ほか、青弓社、2000
1999年に、多摩ニュータウンにある文化施設「パルテノン多摩」にて行われた、5人の識者による連続講演の記録。
講演者はいかのとおり。

若林幹夫:社会学・都市論・メディア論専攻の筑波大学助教授。
三浦展:消費文化論・都市文化論専門のマーケティング・リサーチャー。
山田昌弘:家族社会学・感情社会学専攻の助教授。
小田光雄:文芸評論家。
内田隆三:現代社会論・社会理論専攻の教授。

一般の人向けの講演なので、内容はわかりやすく、とてもおもしろかった。
とくに、山田昌弘は、具体的な数字と先入観を突き崩すような読み解きで、たいへんおもしろかった。このひと、「パラサイト・シングル」という言葉の生みの親だそうです。
そしてここにも三浦展。先々月、この人の本を読み、先月、この人をコテンパンに悪し様に言った人の本を読み、そして今月またこの人の本……。因縁めいています(笑)。

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