「サトラレ 3巻」
2002年7月8日■(読了)「サトラレ 3巻」佐藤マコト、講談社コミックス、2002
自分の考えが周囲の人に筒抜けになってしまう奇病にかかった人々(サトラレ)を巡る短編連作。サトラレは超天才なのですが、自分の考えが周囲に筒抜けになっていると自覚したら恥ずかしくて生きていけなく、事実過去には自殺してしまったサトラレもいるので、国家規模で本人に「サトラレ」だと悟られないよう保護している世界の話。映画化・ドラマ化もされています。
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泣かせのツボをついてくる話が多く、好きなシリーズ。今回も電車の中で読んでいて、ちょっとマズい状況になりそうになった(どの話でかはナイショ)。子どものサトラレが、自分がサトラレだと気づいてしまい、シリーズ全体の転機ともなったこの巻ですが、悪役の、サトラレを憎んでいる医師・山田の行動原理があまりに常識はずれでちょっと残念。
この話は、「サトラレ」という異常な要素を投げ込まれた世界の、普通の人たち(自分は普通だと思っているサトラレを含め)がどう反応してどう行動していくか、というところが面白いのであって、だから、自分が「サトラレ」だと思い込んでしまう普通の人の話なんかが面白いんです。読んでてちょっと痛いところつかれましたけど(汗)。
個人的には元気少女・りんちゃんが好きだなー。あと、なさけない天才・西山くんがこの巻ではほとんど出てこなかったので寂しい〜。
自分の考えが周囲の人に筒抜けになってしまう奇病にかかった人々(サトラレ)を巡る短編連作。サトラレは超天才なのですが、自分の考えが周囲に筒抜けになっていると自覚したら恥ずかしくて生きていけなく、事実過去には自殺してしまったサトラレもいるので、国家規模で本人に「サトラレ」だと悟られないよう保護している世界の話。映画化・ドラマ化もされています。
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泣かせのツボをついてくる話が多く、好きなシリーズ。今回も電車の中で読んでいて、ちょっとマズい状況になりそうになった(どの話でかはナイショ)。子どものサトラレが、自分がサトラレだと気づいてしまい、シリーズ全体の転機ともなったこの巻ですが、悪役の、サトラレを憎んでいる医師・山田の行動原理があまりに常識はずれでちょっと残念。
この話は、「サトラレ」という異常な要素を投げ込まれた世界の、普通の人たち(自分は普通だと思っているサトラレを含め)がどう反応してどう行動していくか、というところが面白いのであって、だから、自分が「サトラレ」だと思い込んでしまう普通の人の話なんかが面白いんです。読んでてちょっと痛いところつかれましたけど(汗)。
個人的には元気少女・りんちゃんが好きだなー。あと、なさけない天才・西山くんがこの巻ではほとんど出てこなかったので寂しい〜。
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