全9巻、遠い道のり

2002年6月24日
□(読み始め)「新版 指輪物語1 旅の仲間上1」J.R.R.トールキン、評論社文庫
ようやく読み始めました、ここ十ウン年来の懸案物件、指輪物語。
誰もが挫折するという、初っ端のホビットの歴史についての40ページあまりは、恐れていたわりにあっさりと通過。っていうか、ここって民俗・風習についての文章の良質なパロディと思って読むととっても楽しい。あ、映画で見覚えのある名前もいくつか出てきたからか。

実は十ウン年前に一度チャレンジしたものの挫折したのですが、そのときどこまで読んだかまるっきり記憶がない。2冊目の途中くらいまではいったはずなのに、今回どこまで行っても「あ、ここ読んだ」っていう記憶が甦らない。でも、たしかにゴクリが出てきて「気持ち悪い」と思ったはずなので、もしかすると、「ホビットの冒険」だけしか読んでない?!
いや、でも、指輪に挫折してホビットにいったはずなんだけどなあ……。

薦めてくれた図書館のお姉さんに「大きくなったらまた挑戦してね」と言われて十ウン年、そのお姉さんの年齢もすでに超えての、ようやくの再読です。

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