「星をなくした夜」
2002年3月22日■(読了)「星をなくした夜」サンドラ・ブラウン、ハーレクイン、1999
中米の紛争地から孤児たちをつれてアメリカへ脱出を図ろうとした女性が、だまし討ちのように雇った傭兵は、じつはカメラマンだった。ぶつかりあいながらも惹かれあう二人は、9人の子供たちを連れて戦地を脱出できるのか――?! ってな話。
S.ブラウンの、新潮文庫で出てるラブ・サスペンスものが好きで、これもハードボイルド入ってるということで読んでみましたが、やっぱりハーレクインはハーレクイン。本の3分の2あたりであっさり脱出に成功してしまい、ここからどうやって話をつなげるのかと思ったら、主人公とカメラマンが一時身を寄せたアメリカの農場で出来上がるまでが延々と……。著者の、サスペンスのはらはらドキドキが恋愛の駆け引きとあいまって好きなので、こう恋愛フェーズばかりが強調されると、「だったらBLでもいいじゃん」とかつい思ってしまったり。っていうか、読み手がハーレクインとBLに求めているものって同じなんだろうな。(近所の書店では、ハーレクインとBL小説が隣同士の棚に並べられてるし/笑)
中米の紛争地から孤児たちをつれてアメリカへ脱出を図ろうとした女性が、だまし討ちのように雇った傭兵は、じつはカメラマンだった。ぶつかりあいながらも惹かれあう二人は、9人の子供たちを連れて戦地を脱出できるのか――?! ってな話。
S.ブラウンの、新潮文庫で出てるラブ・サスペンスものが好きで、これもハードボイルド入ってるということで読んでみましたが、やっぱりハーレクインはハーレクイン。本の3分の2あたりであっさり脱出に成功してしまい、ここからどうやって話をつなげるのかと思ったら、主人公とカメラマンが一時身を寄せたアメリカの農場で出来上がるまでが延々と……。著者の、サスペンスのはらはらドキドキが恋愛の駆け引きとあいまって好きなので、こう恋愛フェーズばかりが強調されると、「だったらBLでもいいじゃん」とかつい思ってしまったり。っていうか、読み手がハーレクインとBLに求めているものって同じなんだろうな。(近所の書店では、ハーレクインとBL小説が隣同士の棚に並べられてるし/笑)
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