■(読了)「緑の妖婆 闇の戦い(2)」スーザン・クーパー、評論社、1981
シリーズもののいいところは、読者がすでに知っていることを、ほのめかすだけで伝えられ、登場人物が知らないことを知っていることでいい気分になれること。
この話も、前巻でウィルが〈古老〉であることを知ってる読者としては、今回彼と行動をともにするドルー家の3兄妹が不思議に思っていることのタネを知っているので彼らがびっくりするたびに楽しかったり。あとは、ウィルが誰よりも古い記憶を持っている〈古老〉である一方、9人兄弟の末っ子で11歳の少年らしいところも見せて、そのギャップがよかったり。
そのほかウィルの素敵ぃ〜♪な点を挙げ連ねると、本の半分を書き写さなきゃならない勢いなのでやめときます(苦笑)。なぜ半分かというと、残りは興味のないドルー3兄妹視点の話だから。わかりやすすぎだよ、自分……。

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