「書物愛 蔵書票の世界」「ざ・だぶる」「ピース(2)」
2002年2月27日■(読了)「書物愛 蔵書票の世界」日本書票協会編、平凡社新書、2002
半分流し読み。日本書票協会のいろいろな人が書票に関する短文や、版画手法の紹介、作家紹介を分担して書いているので、気に入ったところを拾い読みするのでもいいかと。とくに版画の手法のところは、コンパクトにわかりやすくまとめられていて、おもしろかったです。
■(読了)「ざ・だぶる」安達遥、祥伝社文庫、
ポルノ・サスペンス。ポルノ部分はまあ、そんなもの? 男性向けポルノは描写が即物的なので紋切り型なのはいたしかたないでしょう。サスペンス部分は、ポルノ部分同様、主人公にやたらと都合よく展開するとはいえ、アクションシーンに勢いがあってよかったです。じつは、読み始めるまえに、主人公の竜二と大介の関係を先にネタばれされてしまっていたのですが、知らずに読んでたらもっとわくわくできたかも。
■(読了)「ピース(2)」館野とお子、ダリアコミックス(ムービック)、2002
普通な大学生・湊がアパートの住人で大学の先輩に強気で迫られて流されるままに付き合い始め、日々の生活のなかでふらふらする気持ちを切り取って描いた前作が、たぶん人気が出たので続きを出したのでしょう第2弾。
無理に続けるとすれば横恋慕する新キャラ登場は常套手段、ということで、同じアパートに住む大学の後輩で大家の息子さんがからんできます。
が、パターンを踏襲しつつも、無理に話を盛り上げるような強引なエピソードはなく、地味な展開ながらも、登場人物たちの気持ちが淡々と、きめ濃やかに描かれていて好感が持てます。
これが売れたらまた続くのかなあ。どうやって……。
◇(購入)「ピース(2)」館野とお子、ダリアコミックス(ムービック)、2002
半分流し読み。日本書票協会のいろいろな人が書票に関する短文や、版画手法の紹介、作家紹介を分担して書いているので、気に入ったところを拾い読みするのでもいいかと。とくに版画の手法のところは、コンパクトにわかりやすくまとめられていて、おもしろかったです。
■(読了)「ざ・だぶる」安達遥、祥伝社文庫、
ポルノ・サスペンス。ポルノ部分はまあ、そんなもの? 男性向けポルノは描写が即物的なので紋切り型なのはいたしかたないでしょう。サスペンス部分は、ポルノ部分同様、主人公にやたらと都合よく展開するとはいえ、アクションシーンに勢いがあってよかったです。じつは、読み始めるまえに、主人公の竜二と大介の関係を先にネタばれされてしまっていたのですが、知らずに読んでたらもっとわくわくできたかも。
■(読了)「ピース(2)」館野とお子、ダリアコミックス(ムービック)、2002
普通な大学生・湊がアパートの住人で大学の先輩に強気で迫られて流されるままに付き合い始め、日々の生活のなかでふらふらする気持ちを切り取って描いた前作が、たぶん人気が出たので続きを出したのでしょう第2弾。
無理に続けるとすれば横恋慕する新キャラ登場は常套手段、ということで、同じアパートに住む大学の後輩で大家の息子さんがからんできます。
が、パターンを踏襲しつつも、無理に話を盛り上げるような強引なエピソードはなく、地味な展開ながらも、登場人物たちの気持ちが淡々と、きめ濃やかに描かれていて好感が持てます。
これが売れたらまた続くのかなあ。どうやって……。
◇(購入)「ピース(2)」館野とお子、ダリアコミックス(ムービック)、2002
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