今月のディアプラス文庫の新刊はみんな好き
2002年2月22日■(読了)「ミステリを書く!」千街晶之、小学館文庫、2002
ミステリ界で人気のある作家10人へのインタビュー集。綾辻行人、井上夢人、大沢在昌、恩田陸、笠井潔、京極夏彦、柴田よしき、法月綸太郎、馳星周、山口雅也が答えている。だいたい共通した質問が設定してあって、それぞれの作家を読み比べるのもいいし、好きな作家がなにを考えて書いているのかを知るのもたのしい。でも、どの人を読んでも、作家って大変そうだなあと思います。売れても、売れなくてもね。
■(読了)「地球がとっても青いから」松前侑里、ディアプラス文庫(新書館)、2002
人気俳優の父と舞台作家の母の不仲のせいで自分を好きになれなかった彗が、父が外に作った弟・綾人が会いに来たことで人生開けていく。タイトルとオビの惹句から、「近未来SFでなおかつファンタジー・女装でしかも近親相姦?!」とびびって手を出していなかったのですが、ぜんぜん勘違いの現代物でした。鯛焼き・頭から食べる?しっぽから食べる?の部分で吹き出しました。ネタばれできないので、どうか出典テキストに当たってみて下さい(笑)。
白泉社のころから追いかけてます、この作者。らぶらぶなのに毒が効いていた白泉社時代と比べて毒が薄まったカンジのする最近ですが、やっぱりなんかいいです。
ミステリ界で人気のある作家10人へのインタビュー集。綾辻行人、井上夢人、大沢在昌、恩田陸、笠井潔、京極夏彦、柴田よしき、法月綸太郎、馳星周、山口雅也が答えている。だいたい共通した質問が設定してあって、それぞれの作家を読み比べるのもいいし、好きな作家がなにを考えて書いているのかを知るのもたのしい。でも、どの人を読んでも、作家って大変そうだなあと思います。売れても、売れなくてもね。
■(読了)「地球がとっても青いから」松前侑里、ディアプラス文庫(新書館)、2002
人気俳優の父と舞台作家の母の不仲のせいで自分を好きになれなかった彗が、父が外に作った弟・綾人が会いに来たことで人生開けていく。タイトルとオビの惹句から、「近未来SFでなおかつファンタジー・女装でしかも近親相姦?!」とびびって手を出していなかったのですが、ぜんぜん勘違いの現代物でした。鯛焼き・頭から食べる?しっぽから食べる?の部分で吹き出しました。ネタばれできないので、どうか出典テキストに当たってみて下さい(笑)。
白泉社のころから追いかけてます、この作者。らぶらぶなのに毒が効いていた白泉社時代と比べて毒が薄まったカンジのする最近ですが、やっぱりなんかいいです。
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