最近ひそかにスペインmyブーム。スペイン関係の本を読んだり、スペイン映画やスペインを舞台にした映画を見たり、テレビでもスペイン関係の番組を録画して見たり。
これは、フランス人大学生がバルセロナに1年間留学して、各国から奨学金で来ている学生たちと共同生活を送る話。

たしかにスペインが舞台だけれど、内容はフランス映画でした(苦笑)。
彼女を置いてバルセロナに来た主人公が、友達との関係や彼女との関係や、あれこれ日常的な出来事を重ねて、ちょっと成長して帰国する、という。
なんていうか、「監督の半自伝的映画です」と言われてもうなずいちゃうような(自伝映画ではありません。念のため)。

オドレイ・トゥトゥが2番目に名前が出ているので、かなり重要な役かと思っていたら、主人公の彼女でした。
主人公がバルセロナに行っちゃうと、ほとんど出番なし。
……まあ、他に有名な俳優さんってでてなかった(と思う)からなぁ。
でも、わたしは同居人のイタリア人の彼がいいメガネだったと思います(笑)。
うっかりしていたら映画鑑賞記録第2紀も100本に到達しておりました。約3年で100本か……。最近はすっかり映画も観なくなってしまいました。せっかく映画館の近くに越してきたというのに!

さて、この週末は実家に帰ってDVDのHDDを整理していて、半年前に録画したままだったこの映画を発掘して見てきました。
とはいえ、パソコン作業をしながら見たのであんまりちゃんと見てはいないかも……。
炭坑のリストラ+ダンスに掛ける情熱、というと「リトル・ダンサー」を思い出しますが、かたや「男がバレエ」というセクシャリティを揺るがすような設定だったのに対して、此方は「女が人前で半裸に」というセクシャリティn問題はあるものの、女の子(+先生)の群像劇っぽい作りになっていて、それぞれおもしろい。

ちょっとTVっぽい演出もあるような感じが引っ掛かったものの、最後の蒼井優のフラダンスがかっこよかったので帳消しに(笑)。

一度、フラの公演を見に行ったことがありますが、本気のフラって優雅なだけじゃなくて、インドネシアのケチャみたいな神がかったような踊りもあったのを思い出しました。
町山智浩氏の映画ブログはよく読んでいて、キワモノ的でありながらアメリカに10年以上住んでいて現地の実際を知っていて、さらに該博な知識とスパッとものを言い切る物言いが面白いのだけれど、まさに時流に乗っかってこんな対談本を出していたので手に取ってみた。

タイトルこそ米新大統領の名前を関しているけれど、オバマの話が出てくるのは200ページの本の140ページ以降。そこまでは、アメリカの世界恐慌あたりからの政治史、つまり「オバマまで」のアメリカがどうだったのかを説明してくれているので、オバマを理解するのにとても役に立つ。
ブッシュの8年の後のオバマ、ではなくて、共和党の30年の後の民主党のオバマ、なのだね。(もちろんこの30年の間に民主党大統領もいたけれど)

ブームともいえるオバマ人気には危惧を感じていて、政治の効果が出て経済が立ち直る兆しが見え始めるのなんて数年単位なのに、それを待てない市民の反動が怖いなぁと思っていたら、この本でもやはり、”100日でなにがしかの効果を出さないと”云々(いま手元に本がないので直接引用できません)と書かれていて、やっぱり状況は逼迫したままなのだなぁと思った次第。

だいたい、日本のニュースで街頭(日本)で「新大統領に何を期待しますか?」という質問に、ほとんどの人が「●●してほしい」「△△してほしい」ってまるで神社での願掛けのように自分の得になることを口にするのは(質問が質問だから仕方ないかもしれないし、あえてそういう回答のみ放送しているのかもしれないけれど)、げんなりしてしまいました。
本気で世界全体の仕組みを組み替えないといけなくて、いまオバマが失敗しても日本の政治はアメリカ離れなんてできない状況で共倒れになりそうで、オバマだって結局は1人の人間に過ぎないっていうのに(ため息)。「アレちょーだい」「コレちょうだい」と泣く子どものようで残念です。

わたしはオバマに、いまの前向きな気持ちを、将来どんなにバッシングが激しくなろうとも持ち続けて欲しいです。彼の(本心では何を考えているかわからないとはいえ)笑顔を見せられたら、まだ希望はあるかもしれない、と思えるだろうから。
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。(もう松の内も終わりました……)

ここ数年、スケジュール帳は24時間バーチカルタイプを使っていたのですが、今年はふと
「リングノートでスケジュールをみながら仕事の打ち合わせ内容を書き込めるようなのがいいなぁ」
と思いついて、文具店で探していたらこんなステキな手帳を見つけた。

’09 スケジュール・ダイアリー帳Delfonics(デルフォニックス)ロルバーン Sサイズ(マンスリー)

いつも、ロルバーンの一番小さいメモ帳を備忘録や買い物メモ等に持ち歩いているので、これのスケジュール帳が出たなんてすごくうれしい。
でも、ぜひ来年は24時間バーチカルタイプも作ってください。>デルフォニックス様
リンクを張っている方(ど、どなただったかしら……/汗)の日記を見て購入。
書店で手に取ったとき、「A5サイズとはいえこの薄さで●●円って超暴利!!!」と憤ったものの、迷わず購入。
そして、2、3ページごとに爆笑したので、十分元は取れました(笑)。

BL好きなんて隠してナンボ。BLなんて存在しなかった太古に、ちょっとでもそれっぽい描写があるらしいというウワサを聞きつけては東奔西走、純文学からSFまで探し回ってむさぼるように読んだ青春を送ってきたので、今市子氏の気持ちがよく分かります(涙)。
相変わらず面白いが、4巻で有功が退場してから、感情移入できるキャラがいなくてなぁ……。
家綱かっこいいけど!

そして、ああ、江戸時代の歌舞伎は宝塚か!と納得した次第。
サイゾーなどという雑誌は自分で買って読むことなどないと思っていたが。

12月号の特集は、「腐男子のヒミツ教えます」ですって。

……気になる。
いまさらアラトリステじゃなくて。(いや、アラトリステなんですが)

12月1日、ヴィゴが「アラトリステ」試写会のスペシャルゲストとして登場した、って話は聞いてました。
でも、その日の午後、セルバンテス文化センター東京で記者会見してたなんて知らなかったよ!!!

→セルバンテス文化センター東京
http://tokio.cervantes.es/jp/default.shtm
ニュースコーナーを見よ。

……カイシャから徒歩1分……(遠い目)。12月1日午後、わたしはいったいなにをしてたろう……。たぶんカイシャで仕事してたはず……。


知っていれば。知ってさえいれば仕事ブッチして出待ちしたのに!!!
息抜き息抜き(笑)。

舌の根も乾かないうちからBLマンガ。本当は、秋林さんがレビューしていた新人マンガ家さんの作品が気になってたのですが、そちらは見当たらなかったのにうっかり木下けい子を見つけてしまい……。
表題作もよかったけれど、もう1篇(前後編)の「スロウバラード」が切なくてよかった~。
過去に、攻に熱く告白されてなんとなく付き合い始めたものの、感情の温度差を埋められずに別れた受が、友人の結婚式で10年ぶりに攻と再会する、という話。
この攻が非常にストイックなのだけれど、たまに相手を想う感情を抑えきれずに爆発するのが切ないです。
通常営業に戻った途端に更新が途絶えたのは、貴重な読書タイムである通勤時間でさえ仕事に費やしているから、ってのもあるんですが、座席に座れなかったときに今読んでいるのがこの本だから。

無駄に長いタイ舞踊歴を誇っているだけでなく(汗)、愛魚ベタちゃんの原産地でもあるタイには関心を持って見守っています。
つい先日の空港占拠は「タイらしくないなぁ」と思い、またなぜPADがああいう行動に出たのか、そもそもPADってなにさ?という疑問もあって、Webであれこれ情報を集めておりました。

その流れで、昨年出ていたこの本を手に取ったわけです。

が。

うわー読みづらいよ~この本。
というのも、固有名詞がカタカナで似たようなのでどれも長い(大汗)。
いま15世紀あたりなんですが、ラーメースアン王だのトライローカナート王だのが次々出てきて、一目で読むことが出来ません。

1週間以上かけてまだ50ページを超えたところ……。

もうしばらく更新は滞りそうです(苦笑)。
怒涛のBL週間は終わりを告げ、通常営業に戻りました(笑)。

著者の顔を見て「騙されないぞ!」と言い聞かせて手に取ってこなかった、姜尚中を初めて手に取った。
夏目漱石とウェーバーを引き合いに、若者に向けて「悩み尽くせよ」と宣言する本。「大学生の必読書」に入ってそうな感じです。さくっと読めましたが、ウェーバーを読んだことがないのでなんだか置いてけぼりくらったような。

相変わらず料理を作っているだけなのに楽しいまんが。
これを読むとがんばってお料理しなきゃ!と思うのに、今日はうっかり1週間分の買出しに行き損ねていたら雨が降り出しちゃったよ~(涙)。
なので、冷蔵庫にあるもの+きのう実家に帰ってもらってきたおかず+きのう実家の近所の姉に家に遊びに行ったら共働きの姉が作っていた1週間分の作り置きおかずのおすそ分け、で凌ぐしかない。

そして明日の晩ご飯は本気でなにもなくなる……。

まあ、そんなわけで現在絶賛スペイン昼ドラにどっぷり浸かっております。

maxを演じるBernat Quintanaという俳優さん、ときどき下ぶくれで丸い鼻の普通のおにいちゃんに見えるのに、ときどきドキッとするほど中性的なうつくしさを垣間見せて目が離せないのですが、この人に似た顔をどこかで見たことがある……と思っていたところ、今日ようやく思い出しました。

映画「ミツバチのささやき」のあの女の子に似てるんだ!

ああ……ある種のスペイン顔、ということかしら。

で、あの女の子の名前を思い出せずにぐぐったら、アナ・トレントという名前とともに、最近の出演作に「ブーリン家の姉妹」が入ってるじゃないですか。
ど、どこに?! と思って調べたら、ヘンリー8世の最初の妻、スペインからお嫁に来ていた、あの誇り高い女性がアナ・トレントだったのですね。

そうか、彼女はもう42歳なのか……。
俳優業はタイヘンだなぁ……
と、いう書き込みをリンクしている秋林さまの11/15のエントリで読んで、いまわたしがハマっている海外ドラマのことを書きたいと思っておりました。

いま、スペイン・カタルーニャ地方(バルセロナのあるあたり)で放映されている昼ドラ「El Cor de la Ciutat」にはまってます。
より正確に言うと、ここに出てくる脇役ゲイかぽーにはまってます(汗)。
世界には同じような嗜好の持ち主が少なからずいるらしく、この2人(Max(左)とIago。写真を貼ってみました↑)の登場シーンだけ切り出してYouTubeにアップしてくださる方がいて、さらにそれに英語字幕を付けてくださる方がいて、さらにそれを日本語訳にしてニコ動に上げてくださる方がいらっしゃいます。ので、日本にいながらにして手軽にこのかぽーのシーンだけ楽しむことができます。キャラクタ名で検索すると容易に見つかると思います。

とはいえ、ドラマ自体週5日放送で8年続いており、この2人のうちIagoが登場したのが昨年からとはいえ、これまでの放送分のうちこの脇役かぷの登場シーンだけ、といっても全部で4時間以上あります……。

もう片方のMaxは、このドラマの始まった当初から子役として出演しています。そして、14歳だか16歳だかくらいからゲイであると自覚する役を演じています。現在21か22歳くらいです。
そしてキスシーンなら若いころからずーっとあったようです。ちなみに役者本人はヘテロセクシャルです。

つまりですな、「渡オニ」のえなりの演じてるキャラがゲイ、みたいにイメージしていただけるとご理解いただけるかと(汗)。
(彼自身の見た目はユニセックスな、昼ドラにしてはいい線行ってる美形です。)

映画制作だと現場に子役のためのカウンセラーがついていることもあるようですが、なにせカタルーニャ地方の昼ドラ。俳優さんのメンタルケアってどうなってるんだろう……。
インタビューを読むと(カタラン語→英語経由で/涙)、すごくしっかりした考え方の持ち主のようですが。
彼のキャラクタはカタルーニャでは有名で、本人もよくゲイを演じることについてインタビュー等で尋ねられるようですが、非常にしっかりした、そつのない、ある意味おもしろくない(笑)回答をしています。ちなみに、このキャラに人気があるおかげでスペインでは同性婚が早くから認められた、というウワサもあります。ソース不詳。

そして、6歳から子役で鍛えられてきたので非常に演技力がある。とてもヘテロとは思えないキスっぷりです。(昼ドラなのでキスシーン止まりです)

……俳優業って、ほんっとタイヘンだなぁと思います(涕泣)。


【内容情報】(「BOOK」データベースより)

英語・現代文・小論文は三位一体である。本書は、受験評論に共通するテーマである「現代」を、六つの角度から考察することで、読解の知的バックグラウンド構築をめざす。

【目次】(「BOOK」データベースより)

第1章 還元主義を超えて/第2章 言語とコミュニケーション/第3章 脱工業社会の到来/第4章 ポストコロニアルな世界史/第5章 アメリカ化する世界/第6章 現代民主主義の逆説


現代思想史のキーワードって、いろんなところで耳にするけれど、きちんと定義や位置づけを理解していないことが多くて、身についていなかったので、こういう高校生向けの解説ならとっつきやすいかなぁと思って手に取りました。
あ、あと帯に内田樹が推薦文を書いてたし。
すみませんミーハーで。

そっかーいまどきの大学生は、こういう論文を英語で出題されちゃうのか。
こういうのを理解してて、「それってニューアカっぽくね?」と鼻で笑えるようになりたいと思ったのだけれど、まだまだのようです(苦笑)。
でも、すごく分かりやすく書かれていました。

先日、YouTubeでタイ製ゲイムービーを見ました。

Bangkok Love Story
http://jp.youtube.com/watch?v=Q2qRYOL9aJw
(英語字幕付き:10本に分かれてアップされているうちの1)

貧乏故にマフィアの殺し屋をやっている男と、警察官僚?としてリッチな生活を送っている男のノワール・ラブロマンスです。
それこそ有明あたりでこの20年で5千冊くらい出ていそうなベタな話なのですが、主役の二人がどちらもいい男なのでテンプレな話もたいへん面白く、懐かしい思いをしながら楽しんでみました。
もちろん、いろいろツッコミどころは満載なのですが、たぶん現在タイの映画業界って「ハリウッドに追いつけ追い越せ」状態なんだろうなぁ、というのがよく分かる、「すごくがんばって作ってて、上手くいってる部分もあればハズしてる部分もある」感じ。
そういうチープ感も味だと思えばなお楽しい。
YouTubeの英語字幕は素人がつけたので文字量が多く、ほとんど読みきれないうちに消えてしまうので細かい話までは掴めていないかもしれませんが、それでもテンプレな話なのでなんとか想像つきます。

が、やっぱりきちんと理解したいなぁ、と思っていたところ、アメリカではこのDVDが英語字幕付きで発売されているとのこと。密林にあったので、円高の勢いで購入してしまいました。
後から知ったのですが、この映画、今年のレズビアン&ゲイムービー・フェスティバルでも上映されたそうです。あー日本語字幕で見たかった!

さて、このDVDが届きまして(意外と早かった)、今日さっそく見てみました。
やっぱりプロがつけた字幕は、単語数が少なくても最低ラインは理解できるクォリティで、ストレスも少なく見ることができました。
YouTubeみたいにいちいち途中で途切れないのもいい。

が。
えーと、どうやらYouTubeにアップされていたのはタイで公開されたバージョンらしく、DVDとは編集が違っているのですが、YouTubeでは朝チュンだったシーンが、しっかりギシギシいってました。
それはいいんです。それはいいんだけど、ショックだったのは、わたしが考えていたのとタチとネコが逆だった……!!!

そして、さらにショックだったのは、YouTube版のラストに入っていた、殺し屋の弟の独白&手紙のシーンが一切カットされていたことだ!!!!!
信じられないアメリカン・クォリティ。あれは、兄に対する弟の屈折した想いが吐露される超重要なシーンなのに。今回分かりやすい字幕で見て一番見直したのがこの弟のシークエンス。アンビバレントな感情があちこちにほのめかされていて、そして最後につながるのか~、と、そりゃもう目からウロコだったのです。
それなのにあのラストシーンをカットしちゃダメだろう?
(一応、カットされたシーンもボーナスで付いてたけどね……)

と、まあ思わず熱く語ってしまいましたが、意外と面白くてよかったです。
全部通して見ると1時間半くらいありますが、ご興味おありでしたら、お暇なときにぜひYouTubeで見てみてください。

近所のおたくフレンドリーな本屋でしばらく前から面陳されていて気になっていた。今日、榎田尤利の交渉人の2巻を買うついでに買ってみた。
あー、ちなみにBL(と言っていいのか?)マンガです。

己で刻んだ印を背負い、愛を求め続ける男たちの物語―――

刺青を持つ三人の男たち(牡丹の潟木、ラナンキュラスの武藤、狂い鮫の埜上)。それらに絡む謎の男、久保田。社会の裏側を生きる男たちに救いはあるか…? 刺青シリーズ完結編『みんなの唄』描き下ろし42ページを加え、すべての物語が収束される。ほか、片思いの相手が毎夜生き霊になって現れて…『はるのこい』『ゆめのあんない』を加えた異色作品集。


きれいな和風の表紙からは思いも寄らないガロ風味な絵柄。
ヤクザものだからイタイし救いはないしえちシーンはキョーレツだし。
でも、3つの短編に完結編をプラスして見えてくる、全体の人間関係が見事。
いろいろ考えてしまう話でした。

あわせて収録されている2編は大学生の片思いもの。これまたイタイんだけどハッピーエンドだから読後感はいい。

なんかこう、気安く人には薦められないんだけど、後を引く話だったなぁ……。
秋林さまから回ってきたバトンに答えてみました。
やー楽しい。いろいろシチュエーションを考えてたら、なんか話を書きたくなってしまいました。っていうか。昔「書きます」と宣言したままになっているあの話やこの話を思い出しました……ヤバい(冷や汗)。
明らかに後半力尽きてるカンジですが、その辺はご容赦をば。

王道設定バトン

★ルール
貴方の嗜好に併せて、攻め派か受け派かを答えてください。
好きCPを当てはめても構いません。


■昔から共に生きてきた主人と従者。主は?
「主人」の立場によって違うかなぁ。
生まれた血筋ですでに「主」であることが定められていて、そのことに少々鬱屈している主人なら受。
自ら闘って道を切り開いてきた唯我独尊主人なら攻。
いずれにせよ、型破りで常識を蹴散らす主人にかしずく常識的な従者の、いろんな想いを押し殺すところが萌え。


■相方をかばった怪我が原因で記憶喪失に。記憶を失ったのは?
……どっちもありだと思うんです(汗)。
攻パターンなら、記憶を失っているのに受に惹かれてしまって悶々としてほしいし。
受パターンなら、記憶を失って色恋抜きで自分を信頼する受に悶々とする攻もいいし。


■敵に操られ仲間を攻撃!操られたのは?
受。これ以外ありえない。戦隊ものの昔から、紅一点が敵に洗脳されるのはまさに王道!!!
受に攻撃されて――というか、「受が自分より敵方についている」という事実に苦しむ攻もいいし、洗脳されてるはずなのに攻への強い想いから洗脳が解けかかって苦しむ受もいい。


■新任の先生と入学したばかりの生徒。先生は?
生徒の年齢によります。生徒が高校生以上ならば先生攻だけど、中学生以下なら犯罪でしょう?
(ただし、生徒が高校生でも、えちは卒業までお預けで。)
生徒が高校生の先生受は……たぶん世の中的にはこっちが王道な気がしますが、わたしは年の差カプなら年上攻属性なもので(汗)。


■出会ってしまった民間人と王族(もしくは貴族)。民間人は?
王族が身分を隠していたら民間人は受。自分に自信を持っていた攻が、身分を取っ払ったら世間で何も通用しないことに愕然としているところへ、快活で優しい受が面倒見てあげるといい。「ニューヨークの恋人」パターンで。
王族が身分を隠していないなら民間人攻で。高嶺の花を民間人パワーで手折ってやってください(笑)。


■傷ついた天使(妖怪など人外の者でも可)を保護した人。人は?
天使なら人は攻。きれいなものが愛ゆえに穢れたものに屈するのはいいなぁ。
同じ理由で、妖怪などの人外ならば人が受。
もちろん、攻は受の立場を慮って一度は身を引かなければなりません。


■小学生を預かることになった専門学生。小学生は?
小学生攻って私の中ではありえない(汗)。っていうか小学生が色恋自覚してるのってありえない。小学生の無意識の色香に勝手に悶々としてしまう専門学生、というコメディならOK。あ、それよりも、小学生と専門学生がお互いに色恋抜きでめちゃくちゃ信頼しあっていて、傍からみたら「おめーらできてんだろ?!」と呆れられるらぶらぶ状態、ってのがいいなぁ。


■追う立場の探偵と追われる立場の怪盗。探偵は?
攻。相手をより強く求める者が攻なのです。


■霊感もなくいきなりその存在を知った人と新参者な(守護)霊。人は?
新参者なら霊が受。霊がベテランで、霊の存在やルールに人が不慣れなら人が受。


■雨に濡れたペットを拾ったご主人様。ペットは?
受、かなぁ……。


■自分が側に居ない時に事故に遭い意識不明に。眠り続けているのは?
受。……いや、攻? うーんいっそリバで!<逃げ
っていうかアレだな。親友以上恋人未満だったのに、片方が一歩関係を踏み出そうとした矢先に事故に遭う。親友の気持ちの変化に応じられなかったのに、相手が意識不明になってしまって自分の気持ちに気が付く、とか。


■前世で結ばれていた二人。その記憶を持つ者と持たぬ者。持つ者は?
攻。記憶に振り回されて受を求めるあまり、ストーカーまがいのことをするくらいおかしくなって欲しい。


■ある店で共に働くホストとバーテンダー。ホストは?
攻。カウンターの中で手が出せないクールビューティ高嶺の花は受です(笑)。


■冤罪を晴らすために逃げる賞金首と賞金稼ぎ。賞金稼ぎは?
攻。追う者が能動的であって攻。追われる者は受動的であって受。


■死刑囚または終身刑犯罪者と看守。看守は?
受。レクター博士に会いに監獄を歩いていくクラリスにはドキドキしたものです……。(クラリスは看守じゃないけどね。)

■最後に:貴方がこのアンケートに答えて欲しいと思う方五名は?
わたしが答えて欲しいと思う方は、すでにバトンが回っているか、ここを見ていないんだよな……。

っていうか、これアンケートだったんですね。誰か集計して結果を発表してくれないかしら。ひと様の回答が気になります。
だっていろんな人のネタ帳見てるみたいでたのしいんだもん♪
すでに常識的な社会人のレベルをはるか上回る消費スピードなので、はずかしくてここには書けません……。

松前侑里を何冊かと。
初挑戦の砂原糖子と。
館野とお子と木下けい子を2冊ずつと。
榎田尤利の交渉人の1冊目と。
駒崎優の最新刊と。
たぶんそんなもんだったと思う……。

先週末の池袋でも書籍流通に乗らない本をたくさん買ったしね……。

ああダメ人間。



秋林さま。バトンはありがたくいただきました♪
奈央さまのところで見て「うわー人様のコレ読むの面白い~」と思っていたところでした。
秋林さまの回答もいろいろ萌えまする(笑)。
田舎町で図書館の館長を務めるジョーダン・ポティートは、身の不運を嘆いた。前の日に口論した中年女性が、あろうことか彼の図書館で他殺体で発見されたのだ。その被害者はジョーダンや彼の母親らの名前と、聖書からの引用を記した奇妙極まるメモを隠し持っていた。殺人の容疑者となったジョーダンは、身の証しを立てるために犯人捜しを始めるが―アガサ賞、マカヴィティ賞の最優秀新人賞を受賞した人気シリーズ第1弾。


図書館者としては外せないミステリなのに、なぜか今まで読んでおりませんでした……。たまたま先日古本屋で購入。
もっと図書館がキーになるミステリかと思ったら、どちらかといえば聖書のほうがキーになっていた。あとがきを読んだら、タイトルも原題は聖書の言葉を取っているそうだ。
まあ、日本だったら本好きにアピールするには「図書館」をタイトルに持ってくるのは正解だろうなぁ。

内容は、実はなかなか乗れなかったのだけれど、後半3分の1からはノンストップだった。
犯人候補が7人のリストになっていて、もちろん主人公もリストに載っているものの、主人公は犯人ではありえないので残り6人。個性的な人々なので、一通り紹介が終わったらリストに戻らなくても誰が誰だかはっきりわかった。主人公も、苦労してるけれどけっして聖人君子ではなくて、ずるいところもあれば聞き込みで失敗することもあり。ときどきとても個性的な比喩を持ち出してくるのがうまいなぁ。

狭いコミュニティに隠されたさまざまな人間関係が最後に明らかになって、そしてほろりとして終わる。よい読後感。

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