「課長、ジェフリー・バトルが引退したのでカイシャ休ませてください」
2008年9月12日 時事ニュース コメント (2)わたしの愛する(笑)フィギュアスケート選手・ジェフリー・バトルが、昨日突然現役引退を発表した……。
茫然自失。
もともと今日は休暇を取る予定だったのだけれど、ほとんどタイトルのような気分で休暇届を出してきました。
今日はネットでニュースをあさって読みまくります。号泣。
茫然自失。
もともと今日は休暇を取る予定だったのだけれど、ほとんどタイトルのような気分で休暇届を出してきました。
今日はネットでニュースをあさって読みまくります。号泣。
東京漫画社マーブルコミックスはいい仕事するなぁ。
これは短編9編入っていて、4組のカプの話が、2ないし3話、順不同で並んでいます。
ちょっと意外でした順不同。それはそれなりに面白い。こっちのカプの話を読んでいる間にも、別のカプは別の世界で生きている--みたいな感じがして。
ノンケ×ノンケのリーマンが、酔っ払って介抱しているうちにうっかりキスしちゃって……という話、ありがちなシチュエーションなのに、最後のオチが技ありでした。
保育園児の兄(高校生)×保父(30)は、天使な弟ちゃんの立場の逆転が面白い。
兄弟もの、最後どうすんだ?!と思ったら、なんとなぁくナアナアな感じで。
そして表題作。
高校時代に関係を持っていた同級生が、10年後の同窓会を機に再会する話。
ああ~こうして並べると、兄弟もの以外はすべてわたしの好きなクールビューティ受!
この作者さんの次の本も読みます!
そして、驚いたことに表紙をめくったら(ジャケットじゃなくてね)表2(表紙の裏側)になんかキャラの顔とサインが描いてあるんですけど……。
あれ?あれ?と筆跡やインクの光沢を眺め回してしまいましたが、どうやらサイン本だった模様。
おおお、らっきー! でかしたウチの近所のおたくフレンドリーな書店!!(笑)
これは短編9編入っていて、4組のカプの話が、2ないし3話、順不同で並んでいます。
ちょっと意外でした順不同。それはそれなりに面白い。こっちのカプの話を読んでいる間にも、別のカプは別の世界で生きている--みたいな感じがして。
ノンケ×ノンケのリーマンが、酔っ払って介抱しているうちにうっかりキスしちゃって……という話、ありがちなシチュエーションなのに、最後のオチが技ありでした。
保育園児の兄(高校生)×保父(30)は、天使な弟ちゃんの立場の逆転が面白い。
兄弟もの、最後どうすんだ?!と思ったら、なんとなぁくナアナアな感じで。
そして表題作。
高校時代に関係を持っていた同級生が、10年後の同窓会を機に再会する話。
ああ~こうして並べると、兄弟もの以外はすべてわたしの好きなクールビューティ受!
この作者さんの次の本も読みます!
そして、驚いたことに表紙をめくったら(ジャケットじゃなくてね)表2(表紙の裏側)になんかキャラの顔とサインが描いてあるんですけど……。
あれ?あれ?と筆跡やインクの光沢を眺め回してしまいましたが、どうやらサイン本だった模様。
おおお、らっきー! でかしたウチの近所のおたくフレンドリーな書店!!(笑)
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ビター・スイート・レシピ
2008年9月11日 読書記録第4紀(07.10~)
久しぶりの月村けい。あんまり久しぶりすぎて「けい(大の下に圭)」の字の出し方を忘れました(汗)。
この人の、「自分に自信のない美人な若い子受×受を導くオトナな攻」という基本パターンは崩れていませんでした(笑)。
年の差カプは大好きです。
でも、今回の受けの後ろ向き加減は、思わず自分の現在の境遇と照らし合わせてチト痛かった……。
そして、お菓子職人攻の作る焼き菓子のおいしそうなこと!
青柚子のサブレ、わたしも食べたいです~。
この人の、「自分に自信のない美人な若い子受×受を導くオトナな攻」という基本パターンは崩れていませんでした(笑)。
年の差カプは大好きです。
でも、今回の受けの後ろ向き加減は、思わず自分の現在の境遇と照らし合わせてチト痛かった……。
そして、お菓子職人攻の作る焼き菓子のおいしそうなこと!
青柚子のサブレ、わたしも食べたいです~。
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美男の達人
2008年9月10日 読書記録第4紀(07.10~)淑女の皆さん、ごきげんよう。美男塾塾頭の箭内です。
美男塾――それはイケメン養成所もしくはモテない男救済機関。
「すべての男性に素敵な恋を!」と、日々悩める子羊を導いているわけですが、このたび少し面白いことが起こりました。
一見モテるはずの爽やか好青年(郵便局勤務)が説明会を経て入塾したのですが、どうやらうちの講師に一目惚れしたらしく、しかもその相手があの猫かぶり!
当塾の有用性が実証される瞬間です、ぜひその目でお確かめください!(文庫裏書より)
BL友達が褒めてたので読んでみました。
BLの間口の広さをかみ締めたラブコメでした♪
BLなのにラブの部分はほんのちょっぴりで、記述のほとんどは美男塾の講義の描写。しかもこれがまた立て板に水のごとく女性の心理を微に入り細に亘り具体的(且つ少々お下品)な例示をあげつらって説明してくれるので、いちいちニヤニヤしながら楽しく読めます。
ま、その分あまりにラブ描写が少ないのでそちらを楽しみにしていると作者があとがきで言っているごとく「この二人、ほんとにくっつくのか……?」と不安に駆られてきますが、ちゃんと最後にはいい感じになりますし、わたしの大好物のへたれ攻×クールビューティ女王様受なので、もう大満足でございます。
うう、ラブがなければ身近な男性に読ませてぜひ感想を聞きたいところだ……。
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銀盤を駆けぬけて
2008年9月8日 読書記録第4紀(07.10~)
でたー!! フィギュアスケートBL。
しかも春原いずみと須賀邦彦のコンビ。耽美だなぁと思いながら手に取りました。
春原いずみはずいぶん前に何冊か読んでいて、私の中では松岡なつきに次ぐ、いろんなジャンルの話をとことん調べつくして書く作家というポジション。
あとがきによるともう長年フィギュアのファンだそうですが、この話もフィギュアの薀蓄をこれでもかと注ぎ込んで書いてありました。しかも、最近フィギュアにはまった私が読むと、聞き覚えのあるエピソードがあちこちにちりばめられていて、Jベール?っていうかJョニー?と思ったらA藤M姫か!というような感じでニヤニヤしながら読みました。
ディテールが凝っている分、肝心のBL部分はちょっと懐かしい感じの王道パターンで、なんだかこそばゆくてやっぱり笑ってしまいました。
しかも春原いずみと須賀邦彦のコンビ。耽美だなぁと思いながら手に取りました。
春原いずみはずいぶん前に何冊か読んでいて、私の中では松岡なつきに次ぐ、いろんなジャンルの話をとことん調べつくして書く作家というポジション。
あとがきによるともう長年フィギュアのファンだそうですが、この話もフィギュアの薀蓄をこれでもかと注ぎ込んで書いてありました。しかも、最近フィギュアにはまった私が読むと、聞き覚えのあるエピソードがあちこちにちりばめられていて、Jベール?っていうかJョニー?と思ったらA藤M姫か!というような感じでニヤニヤしながら読みました。
ディテールが凝っている分、肝心のBL部分はちょっと懐かしい感じの王道パターンで、なんだかこそばゆくてやっぱり笑ってしまいました。
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マルスのキス (PIANISSIMO COMICS)
2008年9月7日 読書記録(まんが)
リニューアルされて早速感想を書いてみる。(9/10)
そんなわけで百合マンガかと思っていましたが、一方の少女の、友情と恋のぎりぎり境界線上をゆく緊張感を辿る物語でした。
上のあらすじを引っ張り出してきて、原作あることに気づきました。
原作があるなら仕方ありませんが、両方の少女がそれぞれに境界線上をふらふらしたり駆け引きしたりすると、さらに緊張感が増して切ない感じになったかな~。
でも絵がきれいでコマ運びも叙情的で、よかったです。
美術室でマルス像にキスする美希を見た日から、彼女の存在が気になる由佳里。距離を縮める二人だったが、ある日由佳里はその感情が恋だと気づいて…。女同士の恋愛を描いた感動作のコミック化。 (bk1より)
そんなわけで百合マンガかと思っていましたが、一方の少女の、友情と恋のぎりぎり境界線上をゆく緊張感を辿る物語でした。
上のあらすじを引っ張り出してきて、原作あることに気づきました。
原作があるなら仕方ありませんが、両方の少女がそれぞれに境界線上をふらふらしたり駆け引きしたりすると、さらに緊張感が増して切ない感じになったかな~。
でも絵がきれいでコマ運びも叙情的で、よかったです。
薔薇色の人生
2008年9月7日 読書記録第4紀(07.10~)
高校中退、誰もが不細工という容姿、ヤク中で前科3犯で刑期を終えて出てきたら家族からも友人からも絶縁され、自殺しようとしたモモを止めた警察官を、八つ当たりで強姦する。でも、そのまま警察官に惚れてしまったモモを、警察官のロンちゃんもロンちゃんなりの理由で愛するようになる。
という、らぶらぶなばかっプルのお話。
普通、木原音瀬が「薔薇色の人生」なんてタイトルの話を書いたら、どれだけ悲惨な話なんだろうと身構えますよね(断言/笑)。
まあ、もちろんモモのダメダメさ加減も境遇も人生最底辺なんですが、それでも大切な人と終始一貫相思相愛なので、非常に後味のよい、ある意味木原音瀬らしからぬ作品でした。
この本と「隣りの」を読んで、男らしい受が萌えるなぁと思った次第。
という、らぶらぶなばかっプルのお話。
普通、木原音瀬が「薔薇色の人生」なんてタイトルの話を書いたら、どれだけ悲惨な話なんだろうと身構えますよね(断言/笑)。
まあ、もちろんモモのダメダメさ加減も境遇も人生最底辺なんですが、それでも大切な人と終始一貫相思相愛なので、非常に後味のよい、ある意味木原音瀬らしからぬ作品でした。
この本と「隣りの」を読んで、男らしい受が萌えるなぁと思った次第。
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今日は近所のおたくフレンドリーな書店に行き、BLマンガとBLノベルスと百合マンガとアジアン雑貨の本を勢いでレジに積み上げました。
基本、書籍代には糸目をつけません。
さて、その中の1冊、BLマンガは、Amazonでお薦めされたこれを選んでみました。
「隣りの腰乃ってナンだ〜!!!」と思ったら、後半はPNだったのですね。
なにやらこのマンガ家さんのデビュー作のようで、帯には
『話題沸騰のNewエロスター☆腰乃のデビューコミックスがついに登場!』
と書かれていました。"エロスター"って……(汗汗汗)。
短編9編収録。続きだったりスピンオフだったりまったく関係なかったり。
絵はちょっと脱力系のシンプルな絵柄で、デフォルメ度が高くギャグっぽい雑さもあるのだけれど、そういうものかと思えば気にならない程度。
なのにそういうシーンは大変大胆に、細かいところまで書き込んでいらっしゃる。
でも、「エロスター」というのはそういう極所の描写というより、好きすぎて困っちゃってる(恥らってる)人たちの表情の描写にあると思う。
なんかこう、シアワセな気分になれるので、うっかり2度続けて読み返してしまいました。
基本、書籍代には糸目をつけません。
さて、その中の1冊、BLマンガは、Amazonでお薦めされたこれを選んでみました。
「隣りの腰乃ってナンだ〜!!!」と思ったら、後半はPNだったのですね。
なにやらこのマンガ家さんのデビュー作のようで、帯には
『話題沸騰のNewエロスター☆腰乃のデビューコミックスがついに登場!』
と書かれていました。"エロスター"って……(汗汗汗)。
短編9編収録。続きだったりスピンオフだったりまったく関係なかったり。
絵はちょっと脱力系のシンプルな絵柄で、デフォルメ度が高くギャグっぽい雑さもあるのだけれど、そういうものかと思えば気にならない程度。
なのにそういうシーンは大変大胆に、細かいところまで書き込んでいらっしゃる。
でも、「エロスター」というのはそういう極所の描写というより、好きすぎて困っちゃってる(恥らってる)人たちの表情の描写にあると思う。
なんかこう、シアワセな気分になれるので、うっかり2度続けて読み返してしまいました。
獅子は獲物に手懐けられる
2008年9月4日 読書記録第4紀(07.10~)
続けて読了。
血の繋がらない義兄に子どもの頃から虐待されつづけてきた受が、虐待の一環として受を襲うように雇われた男娼と恋に落ちる話。
BLファンタジーの法則としては、ホモフォビアでもある虐待する義兄は受に内心懸想しているのがデフォだと思い、そうでなくともなにかしら虐待に理由があるのかと思って読んでいたら、ホントにただのろくでなしだったことが判明。
そこの処理がいまいち自分の中で納まり悪いかと思うものの、受の心理もきちんと描写されているし、攻の受の心を開かせるテクニックも、説得するテクニックも非常に上手くて、2人の関係は大満足でした。
この話は、同じ会員制クラブ従業員(……従業員って言わないか?)を主人公にした前作があるようで、ネットで見るとそちらも評価が高いようなので、次はそれを読もうと思う。
でも、しばらくBLから離れていたので、最近の読むべきBLが分からない……。神保町書泉BMの4階で途方にくれてました(苦笑)。
だれかお薦めを指南してくださいませ〜。
血の繋がらない義兄に子どもの頃から虐待されつづけてきた受が、虐待の一環として受を襲うように雇われた男娼と恋に落ちる話。
BLファンタジーの法則としては、ホモフォビアでもある虐待する義兄は受に内心懸想しているのがデフォだと思い、そうでなくともなにかしら虐待に理由があるのかと思って読んでいたら、ホントにただのろくでなしだったことが判明。
そこの処理がいまいち自分の中で納まり悪いかと思うものの、受の心理もきちんと描写されているし、攻の受の心を開かせるテクニックも、説得するテクニックも非常に上手くて、2人の関係は大満足でした。
この話は、同じ会員制クラブ従業員(……従業員って言わないか?)を主人公にした前作があるようで、ネットで見るとそちらも評価が高いようなので、次はそれを読もうと思う。
でも、しばらくBLから離れていたので、最近の読むべきBLが分からない……。神保町書泉BMの4階で途方にくれてました(苦笑)。
だれかお薦めを指南してくださいませ〜。
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美しいこと
2008年9月3日 読書記録第4紀(07.10~)
実を言うと大変久しぶりのBL小説でした。
しばらく、人様の書かれた文章を読むのが辛くて、翻訳物ならまだ大丈夫でも和物は……で、さらにBLとなるとどうにもこうにも。
いま過去ログを遡ってみたら、最後に読んだのは昨年の9月でした。6月から「硝子の街にて」
シリーズを読んでいたので。さらにその前1年間で読んだのは3,4冊。一時期と比べたら格段に量が落ちてます。
でも、うっかり神保町のおたく御用達書店に立ち寄って、ノベルス3冊一気にご購入してまいりました。カ・イ・カ・ン♪
心が疲れているのかしら、わたし……。
そして、昨晩帰宅してからついつい読み始めたら、あっという間に上下巻一気読みしてしまいました。
ああ〜満たされる〜(笑)。
BLカテゴリは結論が分かっているからこそ、焦らしに焦らしまくってくれる木原音瀬は面白いんだよなぁ。特にこれは、わたしの好きな普通のリーマンsのほのぼのらぶらぶ話でしたので、余計にのめり込んだというか。(木原音瀬は「恋愛時間」から入った人間です。)
「普通のリーマン」と書きましたが、人間的には「かろうじて普通」というか、普通からちょっとずれた鈍くささとか、身勝手さとか、固執体質とか、そういう描写がリアリティを与えているのだと思います。
そう、現実世界には純粋に「普通」な人などいません。ホントの「平均的」な人間もいません。生身の人間は誰もがそれぞれ個性的でちょっとずつヘンで、それらの「平均」なんてイメージのなかにしかいない想像の存在だということを、木原音瀬の描く人物たちに気づかされるのでしょう。
ていうかそれより何より髭受け! 以前RPSで髭受け書いてからまったく抵抗なくなりました。むしろどんと来い(笑)。
でも、彼らの会社に労働組合はないのか?という疑問はちょっぴり引っかかったけどね(笑)。
いや、その前にいくら女装がカンペキでも誰かが疑ったりしないのか?! という疑問はBLというファンタジー世界においては無問題。
ちなみに、3冊大人買いのもう1冊は、ここからリンク貼らせていただいている秋林瑞佳さんが最近感想を書かれていた榎田尤利です。
しばらく、人様の書かれた文章を読むのが辛くて、翻訳物ならまだ大丈夫でも和物は……で、さらにBLとなるとどうにもこうにも。
いま過去ログを遡ってみたら、最後に読んだのは昨年の9月でした。6月から「硝子の街にて」
シリーズを読んでいたので。さらにその前1年間で読んだのは3,4冊。一時期と比べたら格段に量が落ちてます。
でも、うっかり神保町のおたく御用達書店に立ち寄って、ノベルス3冊一気にご購入してまいりました。カ・イ・カ・ン♪
心が疲れているのかしら、わたし……。
そして、昨晩帰宅してからついつい読み始めたら、あっという間に上下巻一気読みしてしまいました。
ああ〜満たされる〜(笑)。
BLカテゴリは結論が分かっているからこそ、焦らしに焦らしまくってくれる木原音瀬は面白いんだよなぁ。特にこれは、わたしの好きな普通のリーマンsのほのぼのらぶらぶ話でしたので、余計にのめり込んだというか。(木原音瀬は「恋愛時間」から入った人間です。)
「普通のリーマン」と書きましたが、人間的には「かろうじて普通」というか、普通からちょっとずれた鈍くささとか、身勝手さとか、固執体質とか、そういう描写がリアリティを与えているのだと思います。
そう、現実世界には純粋に「普通」な人などいません。ホントの「平均的」な人間もいません。生身の人間は誰もがそれぞれ個性的でちょっとずつヘンで、それらの「平均」なんてイメージのなかにしかいない想像の存在だということを、木原音瀬の描く人物たちに気づかされるのでしょう。
ていうかそれより何より髭受け! 以前RPSで髭受け書いてからまったく抵抗なくなりました。むしろどんと来い(笑)。
でも、彼らの会社に労働組合はないのか?という疑問はちょっぴり引っかかったけどね(笑)。
いや、その前にいくら女装がカンペキでも誰かが疑ったりしないのか?! という疑問はBLというファンタジー世界においては無問題。
ちなみに、3冊大人買いのもう1冊は、ここからリンク貼らせていただいている秋林瑞佳さんが最近感想を書かれていた榎田尤利です。
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楽園まであともうちょっと
2008年9月2日 読書記録(まんが)
疲れているときは甘々なBLで癒されたい(はぁと)。
……に、してはネームが多いよ今市子。コミックス3巻分を文庫1冊にまとめてしまったので500ページ越えしてる上に、70年代のマンガの洗礼を受けてきた人なのでコマ割が細かくて台詞が多い。
気軽に読み始めたら2時間もかかってしまいました。
なかなか甘々な展開にならないんですが、一旦そういうことになると、ほんのわずかなコマや描写でいつまでも残るドキドキなシーンを描いてくれるので今市子は大好きです。
帯に、「ぼくのやさしいお兄さん」2巻が9月29日発売と書かれていて、そちらも楽しみです、
……に、してはネームが多いよ今市子。コミックス3巻分を文庫1冊にまとめてしまったので500ページ越えしてる上に、70年代のマンガの洗礼を受けてきた人なのでコマ割が細かくて台詞が多い。
気軽に読み始めたら2時間もかかってしまいました。
なかなか甘々な展開にならないんですが、一旦そういうことになると、ほんのわずかなコマや描写でいつまでも残るドキドキなシーンを描いてくれるので今市子は大好きです。
帯に、「ぼくのやさしいお兄さん」2巻が9月29日発売と書かれていて、そちらも楽しみです、
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まじっすか?!
2008年9月1日 本・映画にまつわるよしなし事 コメント (2)
リンクを張らしていただいている秋林瑞佳さんが以前に絶賛されていた、この人形アニメ、本日NHK-BShiにて放送されていたので見てみました。
やーん、可愛い可愛い♪ そして、意外と迫力のあるレースシーン。ガジェット好きにはたまらない手作り感あふれるレーシングカーの造型がすばらしい。それと、登場人物のデフォルメが、マンガのようなのにホントにヨーロッパの田舎にいそうなおじいちゃんsで素敵です。
人形アニメって大好きです。昔々、NHKで19:55から5分間にミニ番組で、その日にその後放送予定の番組お知らせコーナーがあって、それの背景に有名な昔話を人形アニメで流してたのがあって、すごく好きでした。制作費と時間がかかる割りにこぢんまりした作品になるから(というか、そのこぢんまり感がいいのですが)、なかなか作品が紹介される機会は少ないように感じます。例外がナイトメア・ビフォア・クリスマスか。
やーん、可愛い可愛い♪ そして、意外と迫力のあるレースシーン。ガジェット好きにはたまらない手作り感あふれるレーシングカーの造型がすばらしい。それと、登場人物のデフォルメが、マンガのようなのにホントにヨーロッパの田舎にいそうなおじいちゃんsで素敵です。
人形アニメって大好きです。昔々、NHKで19:55から5分間にミニ番組で、その日にその後放送予定の番組お知らせコーナーがあって、それの背景に有名な昔話を人形アニメで流してたのがあって、すごく好きでした。制作費と時間がかかる割りにこぢんまりした作品になるから(というか、そのこぢんまり感がいいのですが)、なかなか作品が紹介される機会は少ないように感じます。例外がナイトメア・ビフォア・クリスマスか。
ダークナイト
2008年8月17日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)
仕込みも済んだ「ダークナイト」を観てきました。
ハルクは公開初日に見に行ったのに、ダークナイトはこんなに(ってほどでもないか)遅くなったのは、
「ああ、これを見たらヒースの映画が終わってしまう……」
のがいやだったからかも、と見ていて思った。
それほどヒース・レジャーのファンというわけではなかったのだけれど。
映画の中で、ヒースはいなくて、ジョーカーという「人間」もいなくて、ただ「悪」がいました。
その「悪」は、けれどひどく人間くさいのでした。そして、チャーミングでさえあるのでした。
ヒースが神経をすり減らしてまで作り上げた「ジョーカー」は、昇華しきった「悪」でした。
ヒースというと、ブロークバックよりもネッド・ケリーよりも、ロック・ユー!の一途な田舎の青年の、ちょっとはにかんだ微笑を思い出します。
(ブラザーズ・グリムに出ていたことは失念していました……)
ご冥福をお祈りします。
ハルクは公開初日に見に行ったのに、ダークナイトはこんなに(ってほどでもないか)遅くなったのは、
「ああ、これを見たらヒースの映画が終わってしまう……」
のがいやだったからかも、と見ていて思った。
それほどヒース・レジャーのファンというわけではなかったのだけれど。
映画の中で、ヒースはいなくて、ジョーカーという「人間」もいなくて、ただ「悪」がいました。
その「悪」は、けれどひどく人間くさいのでした。そして、チャーミングでさえあるのでした。
ヒースが神経をすり減らしてまで作り上げた「ジョーカー」は、昇華しきった「悪」でした。
ヒースというと、ブロークバックよりもネッド・ケリーよりも、ロック・ユー!の一途な田舎の青年の、ちょっとはにかんだ微笑を思い出します。
(ブラザーズ・グリムに出ていたことは失念していました……)
ご冥福をお祈りします。
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アリバイのA
2008年8月14日 読書記録第4紀(07.10~)タイトルにアルファベットがついていることで知られるアルファベットシリーズ。第1弾は『アリバイのA』。
「わたしの名前はキンジー・ミルホーン。カリフォルニア州でのライセンスを持った私立探偵である」と始まる自己紹介文が「おとといある人物を殺害し、その事実がいまも胸に重くのしかかっている」と続く。私立探偵が殺人? 意表をつく語り出しに、のっけから強烈に引き込まれる。
事件は、夫殺しの罪の刑期を終えて出所したばかりの妻ニッキ・ファイフの「真犯人を見つけてほしい」という依頼から始まる。殺されたローレンス・ファイフは女性関係が派手で女たちの恨みを買っていたという。すぐさまあぶり出されたのは、事件の裏に隠されていたもう1つの殺人事件。ローレンスの死の直後に1人の女が同じ手口で殺されていた。ローレンスと女は恋愛関係にあったのか。8年もの歳月に封印されていた事件の真相を追ってキンジーが動きだす。1つ1つ積み重ねられた証言をもとにキンジーの推理が真犯人を追い詰めていく。そこへ新たな殺人が…。
「私立探偵業は、わたしの生活のすべて」と言い切るキンジーは32歳独身。2度の離婚歴あり。私立探偵という危険な職業にもかかわらず、彼女はあくまでもしなやかである。とりたてて才気走ったところもなく、むしろ淡々と仕事をこなし、いたって平凡な女性に見える。拳銃さばきも自然で、女性が私立探偵をしているということを物語は強調しすぎない。1982年の作品にして、女性の社会進出などという課題はすんなり乗り越えられてしまっているところが、かえって心強い。強固なキャラクターに縛られないつくりは読者を選ばず、誰もが違和感なく入り込める推理劇となっている。(木村朗子)
内容(「BOOK」データベースより)
わたしのオフィスを訪ねてきたのは、8年間の刑務所暮らしを終えたばかりの女だった。彼女ニッキは有能な弁護士である夫を毒殺した科で有罪を宣告されたのだが、わが身の潔白をなんとしても証明したいというのだ。興味をおぼえ、いま一度当時の事件の洗い直しを始めたわたしは、そこで意外な事実に気づいた。事件に関連のある事務所で働いていた若い女性会計士が同時期に同じ毒薬を飲んで死亡していたのだ―年齢32歳、離婚歴2回、南カリフォルニアのサンタ・テレサに事務所をかまえる女探偵キンジー・ミルホーン登場!新シリーズ第1弾!
http://www.amazon.co.jp/dp/4150763518
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バットマン ビギンズ
2008年8月9日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)
ヒース・レジャーの遺作「ダークナイト」を見に行く前に、これを見なきゃと思っていたら上手い具合にTVで放映されていたので見ました。
映画を地上波で見るのは久しぶりなのですが、そういや洋画は吹き替えなのを忘れていました。しかも、きっとCM部分であれこれカットされているのだろうなぁ(涙目)。
公開当時、一部女性たちが萌えていたのは小耳に挟んでおりましたが、そうかこのスーパー執事にみんな萌えていたのか!(笑)
そして、バットマンの武器はほとんど自分で加工しているところがなんとなく微笑ましかった……。車の塗装も自分でやったのかしら?
映画を地上波で見るのは久しぶりなのですが、そういや洋画は吹き替えなのを忘れていました。しかも、きっとCM部分であれこれカットされているのだろうなぁ(涙目)。
公開当時、一部女性たちが萌えていたのは小耳に挟んでおりましたが、そうかこのスーパー執事にみんな萌えていたのか!(笑)
そして、バットマンの武器はほとんど自分で加工しているところがなんとなく微笑ましかった……。車の塗装も自分でやったのかしら?
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ロマンスのR
2008年8月6日 読書記録第4紀(07.10~)
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インクレディブル・ハルク
2008年8月2日 映画鑑賞記録第2紀(05.12〜)夏はいろいろ楽しみな映画が公開されるのだけれど、アメリカで大ヒットを飛ばしているらしい、噂の「ダークナイト」(ああ、ヒース……/落涙)より一歩先駆けておこうという姑息な手段か(笑)、金曜から公開の「インクレディブル・ハルク」を観てきました。
何せ主演と、クレジットされていないまでも脚本全面書き換えをE.ノートン(38歳・イェール大卒)だもの!
ハルクといえばほんの5年位前にE.バナ&J.コネリーで映画化されて大コケしたけれど、こんなにすぐに再映画化したうえに、インテリのノートン先生がマーベルの主演を張るなんてとても信じられない。
というので大変気になっていたのでした。
ノートン先生は、わたしの初代王子(……もうなにも言わないで)オーランド・ブルーム主演のリドリー・スコット監督歴史大作「キングダム・オブ・ヘブン」でずーっと仮面をかぶった役ながらその演技力で目を引かれた俳優さんです。
でも、基本インテリだから、ときどき着いていけない作品に出たりするんだよな……。
しかも、脚本が気に入らないと自分でガシガシ書き換えて、分量的には自分が書いたようなものになっても、アメリカ脚本家協会のメンバーでないからという理由で脚本家としてはクレジットされない。
今回の映画でもそれをやったらしい。
えー。マーベルコミックなのにインテリが脚本書いたらそりゃつまらなくなるとしか思えないじゃん!
なのに、映画評論家の町山智弘が褒めてるものだから、余計に気になって初日に行った次第。
感想。
アタマいい人は違うな〜。
ちゃんと、コミック原作はコミック原作らしく荒唐無稽に次々見せ場を繰り出して飽きさせない、おもしろい映画になってました。
(いやモチロン監督がいいからなんだろうけど)
オープニングの編集からけっこうドギモ抜かれました。こういう処理の仕方をするか! 上手いな〜。
そして、ラストの一番盛り上がったところでは、そうやって落とすのか(滝の汗)。
もしかすると原作フューチャーなのかもしれませんけど、原作を知らない身にとっては顎が胸まで落ちました。
バナとノートン先生を比べれば、バナはいかにもハルクになりそうな雰囲気でよかったし、ノートン先生はハルクとは似ても似つかない華奢な科学者で、それもまたよし。
でも、リブ・タイラー(今回のヒロイン役)は嫌いじゃないんだけど、わたしは刷り込みでジェニファー・コネリー派なので、ちょっとガタイよすぎというか、むむむ……。
ノートン先生のほうが可憐にみえるのはどうよ?(笑)
でもホント、細部まで上手く出来てるし、ラストhの大迫力の格闘シーンは息つく暇ないし、たいへん面白いスカッとする映画でした。
……でも、続編作る気マンマンな複線は、なんだかなぁ。
何せ主演と、クレジットされていないまでも脚本全面書き換えをE.ノートン(38歳・イェール大卒)だもの!
ハルクといえばほんの5年位前にE.バナ&J.コネリーで映画化されて大コケしたけれど、こんなにすぐに再映画化したうえに、インテリのノートン先生がマーベルの主演を張るなんてとても信じられない。
というので大変気になっていたのでした。
ノートン先生は、わたしの初代王子(……もうなにも言わないで)オーランド・ブルーム主演のリドリー・スコット監督歴史大作「キングダム・オブ・ヘブン」でずーっと仮面をかぶった役ながらその演技力で目を引かれた俳優さんです。
でも、基本インテリだから、ときどき着いていけない作品に出たりするんだよな……。
しかも、脚本が気に入らないと自分でガシガシ書き換えて、分量的には自分が書いたようなものになっても、アメリカ脚本家協会のメンバーでないからという理由で脚本家としてはクレジットされない。
今回の映画でもそれをやったらしい。
えー。マーベルコミックなのにインテリが脚本書いたらそりゃつまらなくなるとしか思えないじゃん!
なのに、映画評論家の町山智弘が褒めてるものだから、余計に気になって初日に行った次第。
感想。
アタマいい人は違うな〜。
ちゃんと、コミック原作はコミック原作らしく荒唐無稽に次々見せ場を繰り出して飽きさせない、おもしろい映画になってました。
(いやモチロン監督がいいからなんだろうけど)
オープニングの編集からけっこうドギモ抜かれました。こういう処理の仕方をするか! 上手いな〜。
そして、ラストの一番盛り上がったところでは、そうやって落とすのか(滝の汗)。
もしかすると原作フューチャーなのかもしれませんけど、原作を知らない身にとっては顎が胸まで落ちました。
バナとノートン先生を比べれば、バナはいかにもハルクになりそうな雰囲気でよかったし、ノートン先生はハルクとは似ても似つかない華奢な科学者で、それもまたよし。
でも、リブ・タイラー(今回のヒロイン役)は嫌いじゃないんだけど、わたしは刷り込みでジェニファー・コネリー派なので、ちょっとガタイよすぎというか、むむむ……。
ノートン先生のほうが可憐にみえるのはどうよ?(笑)
でもホント、細部まで上手く出来てるし、ラストhの大迫力の格闘シーンは息つく暇ないし、たいへん面白いスカッとする映画でした。
……でも、続編作る気マンマンな複線は、なんだかなぁ。
獲物のQ
2008年7月28日 読書記録第4紀(07.10~)獲物のQ (ハヤカワ・ミステリ文庫) (文庫)
スー グラフトン (著), Sue Grafton (原著), 嵯峨 静江 (翻訳)
早川書房 (2006/01),ISBN-10: 4150763674,ISBN-13: 978-4150763671,2006/01
http://www.amazon.co.jp/dp/4150763674/
今回の原題は「"Q" is for quarry」。quarryってなんだったかな?と思って読了後に英辞郎くんに聞いてみた。
1. 採石場{さいせき じょう}、石切り場{いしきりば}、四角い石、種本{たねほん}
2.獲物{えもの}、追求物{ついきゅうぶつ}
3.ダイヤモンド型[ひし形・四角形{しかくけい}](のガラス窓)
うわっ。そんな意味まであったんだ! ネタばれかもしれませんが、この3つがすべて本作に関わってます。びっくりだ。
スー グラフトン (著), Sue Grafton (原著), 嵯峨 静江 (翻訳)
早川書房 (2006/01),ISBN-10: 4150763674,ISBN-13: 978-4150763671,2006/01
http://www.amazon.co.jp/dp/4150763674/
今回の原題は「"Q" is for quarry」。quarryってなんだったかな?と思って読了後に英辞郎くんに聞いてみた。
1. 採石場{さいせき じょう}、石切り場{いしきりば}、四角い石、種本{たねほん}
2.獲物{えもの}、追求物{ついきゅうぶつ}
3.ダイヤモンド型[ひし形・四角形{しかくけい}](のガラス窓)
うわっ。そんな意味まであったんだ! ネタばれかもしれませんが、この3つがすべて本作に関わってます。びっくりだ。
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