チャッピー
2015年5月24日 映画鑑賞記録第3紀(09.02~) コメント (2)
ボクは…2016年…犯罪多発都市南アフリカ ヨハネスブルグで生まれた。ボクの寿命は…5日間。
加速度的に成長する「AI」。ただ「生きる」ことを目的とし、チャッピーは人知を超えた行動に移るが…我々は衝撃の結末を目撃する。
http://www.chappie-movie.jp/
ヒューマノイド・人工知能ものにはまっていた時期があって、今でも機会があれば読んだり見たりしている。
たまたま時間ができて、この映画のことはちらっと聞いていてあまり詳しいことを知らずに見に行った。
ちなみにこの監督の「第9地区」は見たいと思いつつ未見。
どちらかというと、ロボット戦闘もの好きのツボ(パシフィック・リムと同じところにある)は押されたけれど、私のヒューマノイド好きのツボからは微妙にずれていた。
赤ん坊同然で生まれたAIの学習課程はもっと丁寧に見せてほしかったのがひとつ。
5日間しかバッテリーが持たないという縛りがあるために急いで成長させないとならなかったのはわかるけれど、もうちょい説得力がほしかったし、初めて目にする世界に新鮮な反応をするところがツボだと思うのですが!
あと、(以下ネタバレ反転)
最後はやはり自己犠牲の精神で愛する人間を助けてほしいのがひとつ。
(ネタバレ以上)
この2点は譲れないなぁ。
そういう意味で私的人工知能もののバイブルは「月は無慈悲な夜の女王」であり、ヒューマノイドもののバイブルは樹なつみの「OZ」なのです。
それと、疑問点がひとつ。
一度しか見ていないので私の記憶違いはあるかもしれませんが、映画の冒頭にちょっとした映像があり「18か月前」というテロップが出て本筋が始まるのですが、、最後のシーンは18か月後、ということなのか、そこにどんな意味があるのかが非常にわかりづらかった……。
それと、ヨハネスブルグがあまりに北斗の拳の世界で涙目。しかも、北斗の拳なら基本拳の戦いだけど、ヨハネスブルグは拳銃通り越して機関銃が飛び交ってる。怖い。
コメント
うんうん、わかります(*^^*)
…南アでも『北斗の拳』が読まれているのかも、とか思ったり(笑)
でも南アの北斗の拳にはユリア様がいなかった……きれいどころがいないので余計に辛かったです(苦笑)。