▼(挫折)「エスキース」水森しずく、エクリプス・ノベルス(桜桃書房)、2002
主人公の一人称によるこの手の小説に乗り切れない年齢になってしまいました……。

読書と違うのですが、昨日観にいった仏映画「ジェヴォーダンの獣」がとってもおもしろかったです。18世紀フランスの史実を元にした……と聞いて、重厚な歴史ものかと思っていたら、痛快なアクションものでした(笑)。しかもその決め決めなポーズが青年マンガのノリ。
とはいえ、ストーリーの伏線はそこかしこにちらりちらりと垣間見せてはっきり答えを出さず、特に、獣の正体をほのめかしておいて最後まではっきり見せないあたりはフランス映画だなあ(ハリウッド映画じゃないなあ)と思いましたです。もちろんわたしは、ほのめかしのほうが好き。

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